サンジュネスから贈る幸せな言葉
一匹の子ネコと小田原消防本部の隊員たちの感動の物語
~サンジュネスキャラクターネコ「ラッキー」との出会い~
「 やさしい心 」
私たちに大切なものを教えてくださった小田原署の若いおまわりさんと
小田原消防本部の方々のお話です。
今朝10月23日(2008年)の朝、自宅の前を歩いていると
「ニャオン。。。ニャオン。。。」
夜中から子ネコの泣き声は 聞こえてはいたのですが
どこかの家がネコを飼い始めたのか?くらいにしか
思っていませんでした。
耳を澄ませてみると確かに
「ニャオン。ニャオン。」
どこから聞こえてくるのかわ
からないんです、道路の下
から?まさか…
「ニャオン」
子ネコの泣き声です。泣いている声なんです。
「私を助けて!」
ってうったえている声。
どこにいるかわからない。
すると、
道路の排水溝の重い鉄の網を上げると
深さ1mほどの穴の側面に
川に向かって直径15センチほどの暗渠(あんきょ)配水管がありました。
その穴の中から 子ネコの泣き声が聞こえてくるのです。
私と娘が穴を覗いたり救出しようとしていると近所のおじいちゃん、
おばあちゃん、ご主人、ご婦人が集まってきました。
今まで、会話もしたこともないみんなが
一つになって子ネコを救出しようとしていました。
みんな必死でした。
どうしていいかわからなくなってしまった私は、
小田原警察に電話しました。
すると近所の私の息子くらいの若いおまわりさんもかけつけてくれました。
一所懸命に救出にあたってくれました。
必死に助けようとしている姿を見ていて
警察官としての使命感がひしひしと伝わって来ました。
近所の旦那さんも寒いのに道路の向こう側の川に入って膝まで川に
浸かって長いホースを川の側面から配水管の穴に入れて行き
川に落ちないよう子ネコを追い出そうともしてくれました。
このままでは助けられないかも…。
こんどは消防署に電話しました。
すると小田原消防本部の方々が救出に駆けつけてくれました。
子ネコは、助けを求めて泣き叫んでいます。子ネコは暗渠(あんきょ)
配水管をちょうど道路中央の真下あたりまで移動してしまったようです。
消防隊の人が道路の真ん中にあるマンホールを開けて命綱を体につけて下りて行きました。
えっ?命綱をつけるほど?
と思ってマンホールの中を覗いてみると路面から20mくらいも深くて
その底は嵐の日の川のようにもの凄い勢いで下水が流れていました。
もし、底へ落ちてしまったら消防隊員ですら助からない!
この小さな野良ネコを助けるために、消防隊の人は命がけでした。
隊長をはじめみなさん真剣でした。
どうにか助けようと…。
大声を掛け合いながら怒鳴りあうように必死になって救出しようとしていました。消防隊員の救出
する様子を見ていた私は感動で胸がジーンとしていました。
子ネコが、そのマンホールの穴へ落ちてしまったらおしまいです。
別の消防隊の人は 川に入って配水管の出口から水圧でネコを押出そうと試みました。少しずつ水力
をあげていき子ネコが押出されて救出されました。
その瞬間!みんなが感動の歓声をあげました。
感動です!感動!
近所のおばあちゃんは
「子ネコの命を守るために 消防署の人たちが
ここまで一所懸命になってる姿がとっても感動しました。
こうした心が、まだまだたくさんの人の中に眠っているのでしょうね。」
と言ってました。
通りすがりの高校生たちも消防署の人たちの活動に
感動していました。
心のやさしい人たちの思いが小さな子ネコの命を助けたのですね。
発見から救出までの2時間感動のドラマでした。
この子ネコの「生きる」ことへの執念が近所の人たち、
警察官、消防隊の人たちの心を動かしたのかもしれません。
そしてなによりもこの人たちのやさしい心があったか
らこの子ネコは助かったのです。
子ネコのその後がどうなったのか
たくさんの方から問合せがありましたのでご報告しますね。
ノラネコだったので、市役所が引き取りに来ることになったのですが、
最悪の場合処分ということらしいのです。
ここまで、警察官、消防署の方々が命がけで助けてくれた小さな命。。。
↑↑
※謎の黒猫(左)と一緒にいる大人になったラッキー(右)
隊長さんからこの子ネコを受け取った私は
「ありがとうございます。命がけで助けてくれて。
この思いを忘れずに責任もってこの子を育てさせていただきます。」
と約束させていただきました。
あの時の若いおまわりさん、 そして小田原消防本部の方々
近所のおじさん、おばさんたちとても大切な何かを教えていただきました。
ありがとうございました。
名前は「ラッキー」とつけさせていただきました。
現在のラッキーくんは!
なんと!サンジュネスの商品モデルでデビューしたんです!
毎日一所懸命ラッキーくん!頑張っていますので
応援してあげてくださ~い(^^)/
ただ、寝ているだけかも…。!(>_<)/
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